パナソニックホームベーカリー SD-BMS104-N デビュー!

maricookLABOに新しく導入したパナソニックのホームベーカリー、SD-BMS104-Nを検証?します。


パナソニック ホームベーカリー ノーブルシャンパン SD-BMS104-N

パナソニック ホームベーカリー ノーブルシャンパン SD-BMS104-N


エムケーのホームベーカリー(HBK-150)よりもスリムですが、ちょっと背が高い。
このエムケーは1.5斤用、パナソニックは1斤用です。



さすがパナソニック、細部の作りがいちいちこなれています。
例えば、コードを収納できるスペースがあったり、本体とパンケースの接続部分が凹んでいたり・・・



メニューはいろいろありますが、この機種はパン・ド・ミコースが目玉コースのようです。
ピザやパスタ生地を作るコースがあり、これは専用の羽が付いています。この辺も芸が細かいw
ただし、パン生地作りコースは1コースのみ。
この点は、練り、発酵、焼きコースなどの単独コースがあるエムケーに軍配があがります。
エムケーの単独コースはそれぞれ3段階選択できたり、練り+発酵コース、発酵+焼きコースなんていうのもあります。
これがエムケーがマニア受けする理由ですね。



パナの一番の特徴は、「自動投入機能」。
右にドライイーストを入れて、左にレーズンなどの具材を入れます。
さらに、この機種ならではの機能は、「粗混ぜ機能」。
「粗混ぜ機能」とは、レーズンなどの具材を「粗く混ぜる機能」です。



今回は、北海道土産にもらった強力粉「春ゆたか」でレーズン食パンを作ります。
レーズンは最大量(90g)入れて、粗混ぜ機能を使います。



右にドライイースト、左にレーズンとくるみをセットして、焼き上がり時間をセットします。



スタートボタンを押したら、タイマー予約をセットしたのにいきなり練り始めました。
!?
タイマー予約なのになぜもう生地を練っている??(*_*)
あーーー、最初にドライイースト以外の材料を混ぜておくのか。
なるほど、なるほど〜
で、後でドライイーストを上から落として生地に混ぜるのですね。
すごい!これまた芸が細かい!!



途中でレーズンも上から落ちて生地に混ぜ込まれます。
粗混ぜ機能の場合は、羽がゆっくり回って生地に具材が混ぜ込まれるようです。
甘納豆を混ぜるときなどは是非粗混ぜ機能を使いたいですね。


気になって途中で確認。
レーズンがきれいに混ざって、生地もいい具合に発酵しています。



焼き上がりました!
高さも焼き色も十分です。



焼き色「普通」でも上部も側面もしっかり焼き色が付いていました。
エムケーは焼き色「普通」で焼いてもあまり焼き色が付かないので、いつも焼き色「濃い目」で焼いています。それでも焼き色が十分でないこともしばしば。
「焼き」についてはパナですね。



そして注目の粗混ぜは???
どうですか?このレーズンの丸ごとっぷり。
ホームベーカリーでレーズンなどの具材を混ぜると、通常はレーズンが細かくなってしまいます。
でも、粗混ぜ機能なら、手でレーズンを混ぜ込んだようにレーズンの形状がそのまま残っています。
感動の粗混ぜ機能!素晴らしい!!


噂通り、出来上がりはふわっとしていて美味しい。
主に食パンを作るなら、パナのホームベーカリーがおすすめですね。
食パンはたまにしか作らず、生地だけ作って成形してオーブンで焼くことが多いのであれば、エムケーがおすすめです。



さてさて、こんなに素晴らしいホームベーカリーを購入したので、エムケーは要らなくなってしまうのでは?
なんていう声が聞こえたりしましたが・・・


生地作りにホームベーカリーを多用するmaricookLABOでは、ホームベーカリーは2台必要。
基本的に食パンはパナのホームベーカリー、生地作りはエムケーという分担でしょうか。
今までは、まずホームベーカリーでフランスパンの生地作りをして、その後ずっしりライ麦パンの材料をケースにセットして焼いたりしていました。
生地作りの後、一度ケースを洗うのが面倒でしたし、冬場は生地作りの後エムケーの発酵機能も使いたい。
そんなこんなで、2台あれば生地作りと食パン作りが同時にできて、とっても効率がよい、というわけです。


結論、『ホームベーカリー2台使い』がおすすめw